従来の店舗情報管理について、どのような点に課題を感じていましたか?
情報が社内各所に散在してしまっていたことと、それ故に情報の属人化が起きてしまっていたことの2点が、弊社にとっての大きな課題でした。
借りている土地の契約書が契約の締結日順にファイリングされておらず、どれが最新版なのかが分からない、そもそも書類が全て揃っているのかも不明、図面や付随資料も社内の各所に散在してしまっている、といった状況でしたので、情報を正しく把握することが非常に大変でした。
また、そうした状況ゆえに、特定の人しか情報を持っていない、いわゆる情報の属人化も起こってしまっていました。
ある担当者が書庫に保管されている契約書から該当するものを探し当て、これまでの経緯や変遷をなんとか読み解いたとしても、それを記録として残していなかったので、担当者が変わるとまた1からやり直し、という非効率な状況が非常に大きな課題でした。
私自身は元々別の事業所におりまして、前任の担当者の退職に伴い今年(2023年)の4月から本社に異動となりました。
それで店舗情報の管理も担当することになったのですが、引き継ぎ当初は情報収集にとても苦労しました。
そうした経験から、社員全員がいつでも正しく状況の把握ができるようなプラットフォームを構築する必要があると強く感じました。