株式会社王滝様
導入事例

これまでの当たり前に対して発想の転換が図れたことが大きな成果!
部署ごとの「部分最適」から会社としての「全体最適」へと視点が変わりました

株式会社王滝

常務取締役 財務部部長 光間 竜一様
執行役員 管理本部総務G・システムG部長 宮澤 敦様
執行役員 営業本部副本部長/営業業務G 管理本部人事G 竹田 昌平様 
管理本部経理G主任 松田 美登里様

業種:飲食店経営、ケータリングサービス、食料品販売
従業員数:496名(P/A含む2022.4月グループ合算)
導入の背景 店舗管理業務の属人化や効率化に課題を感じていた
導入の決め手 貸主様やFCオーナー様との良好な関係構築の一助になると期待出来た
導入後の効果 全体最適の視点での情報管理が実現出来た

従来の店舗情報管理について、どのような点に課題を感じていましたか?

当社は主に長野県内で飲食店を展開しています。社員数に対して店舗数が多く、店舗管理の属人化解消や効率化の部分で以前から課題がありました。また近年ではフランチャイズ展開を開始し、契約書の管理などがますます煩雑になったことから、これらの課題をなんとかしたいと考えてPro-Signの導入を決めました。

当社は地方で展開する飲食店であり、店舗用の土地を地元の皆さんからお借りしていますから、地主さんとの関係構築は非常に重視しています。「自動更新だから何もしない」ではなく、期限が来る前にきちんとご挨拶に伺って「また更新になりますが、よろしくお願いします」と対面でお話してきた関係性があるからこそ、地元長野で50年来お店をやってこられたと思います。

地主さんとの良い関係を保つには、過去の経緯を正しく把握しておくことが大事です。
社内で担当者が変わったときにも情報が受け継がれ、抜け漏れのない状態を作るためにPro-Signが役に立つと思いました。

Pro-Signをご活用頂いて、課題は解決されましたか?

これまで社内の書類管理は「図面は図面、契約書は契約書」として担当部署がそれぞれ書類を持っているのが当たり前でした。
店舗を総合的に見て運営するというよりも、部署ごとに最善を尽くす「部分最適」の考え方が強かったからです。
しかし、企業として「全体最適」を考えるうえでは、必要な情報は一つの場所へ統一されるべきです。

Pro-Sign導入後は、情報の整理に加えて「店舗ごとにまとめて管理することが重要なんだ」という気づきを得て、漠然とした課題がクリアになっていく感覚がありました。例えば過去には書類をいつの間にか紛失してしまっていた事例もあり、その原因には「この書類の管理を誰がやるか」という考え方があったからだと気づいたのです。

Pro-Signを使い始めるまでは、同じ物件の書類を別々に管理しているのが課題だということ、そしてその明確な解決方法もわからない状態でした。Pro-Signを通して全体最適の視点を得られたことは、当社にとって大きな変化です。

カスタマーサポートについてはどうお感じになりましたか?

いつも非常にわかりやすく操作説明してくれます。また、導入までのスケジューリングも伴走してくださったのは助かりました。
というのは、Pro-Signの導入にあたっては「今までシステムがなくてもやってこられた」という考えと、「でもこういう課題もあって解決したい」という気持ちとの間で揺れ動いていたからです。

そんな状態だったので、おそらく当社だけではなかなか導入が進まなかったと思います。
カスタマーサクセス担当者(CS)さんから次の打ち合わせのタイミングや、それまでに準備すべきものなど先手を打って提示いただいたおかげでやるべきことが明確になりました。

自分たちだけで頑張るのは限界があることも、適切なサポートで寄り添ってくれるのがPro-Signのサポートの良さだと思います。
自転車の補助輪のように、当社が主体となって進められるようにそっと背中を押してもらえたのは非常にありがたかったですね。

新機能開発の面についてはどうお感じになりますか?

Pro-Signは定期的にアップデートされて機能もかなり増えた印象があり、迅速な対応が素晴らしいと感じています。また、CSさんに「こんなことができればいいな」と伝えた内容が機能として形になったこともありました。
ユーザーのニーズをしっかり取り入れたアップデートを実現してくれる姿勢は非常にありがたいと思います。

ソフトウェアを自社で購入すると、カスタマイズで新しい機能をつけるのは時間もお金もかかります。要件定義や開発をして、そのプロセスでかかる工数や担当者の心理的負担は相当のものですよね。
その点、Pro-Signは常にプラットフォームが進化してどんどん使い勝手が良くなっています。そんなフットワークの軽さはクラウド型ならではの良さだと思います。

業務効率アップの面ではどういった点が楽になりましたか?

日本フードサービス協会などの関連団体や、省庁から依頼される各種調査、そして補助金の申請などには自社の様々なデータが必要となります。それらの公的な書類作成では、「売上データはここから、坪数はあちらから」という形で社内に散らばるデータを引っ張り出し、自分たちで組み合わせる作業が発生するため負担が大きいと感じていました。

Pro-Signで店舗ごとに情報を管理できるようになってからは、情報を探し回る必要がなくなりデータの確認も容易になりました。
似たような調査依頼であっても質問項目が微妙に異なる場合も多いため、これから徐々にPro-Signの情報を充実させていけばますます書類作成の時間短縮が叶うのではと期待しています。管理部の少ない人員ですべての店舗に目が届くよう、今後も効率化を追求していきたいと思います。

今後のPro-Signに期待して頂いていることは何かありますか?

3〜4年ほど前から増加したフランチャイズ店の多くは5年契約で、間もなく更新時期を迎えます。フランチャイズは一蓮托生で、オーナーさんだけ、もしくは当社だけでは実現できない事業ですから、やはりお互いのコミュニケーションが重要です。

ともに事業を作り上げる仲間として、更新を控えた時期は特に密な情報共有をしながら次の展開について話し合わなければなりません。
その過程で対話の内容を履歴として残す際に、Pro-Signが大いに活躍してくれると考えています。

履歴を残すという点では、店舗の修繕や物品のリースなども今まで記憶に頼っていた部分が多くあるため、ぜひPro-Signを活用したいと思います。見積書や請求書は支払いの証拠としてだけではなく、設備修繕の履歴としても重要な情報です。
Pro-Signの導入を機に「記憶頼みの店舗管理」から脱却し、店舗全体の情報を一元管理して必要な情報にいつでもアクセスできる状態を引き続き整えようと思います。

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