設備保全とは?意味や保守メンテナンスとの違いについて解説
目次[非表示]
- 1.設備保全とは
- 2.保守・メンテナンス・修理と設備保全の違い
- 2.1.保守・メンテナンスとの違い
- 2.2.修理との違い
- 3.設備保全の3つの業務内容
- 3.1.①設備を定期的に整備
- 3.2.②設備を点検・監視する
- 3.3.③設備を修理する
- 4.まとめ
設備保全とは
設備保全とは、工場の生産設備などの機械(洗浄装置や工作機械などの加工機等)やリース業者が使用する貸し出し車輛や複合機などのIT機器の点検や修理を行うことを指します。設備を長く使用していると、故障が発生し設備の性能低下や停止といったことが発生する可能性があります。そうなってしまうと、納品に間に合わなかったり、不良品ができてしまうなどのトラブルに発展し大きな損害を被ることになりかねません。そのため設備保全を行い、万全な状態で稼働できるよう維持していく必要があります。
保守・メンテナンス・修理と設備保全の違い
保守・メンテナンスとの違い
保守・メンテナンスは、設備が故障しないように適切な整備や修理を行うことを指し、設備保全と非常に似ている部分があります。企業によって使い分け方に違いがあるかもしれませんが、設備を提供しているメーカーが行うことを「保守・メンテナンス」と呼び、設備を使用する企業が資産である設備を万全な状態で稼働できるよう維持することを「設備保全」と呼ぶケースが多いと言えます。
修理との違い
修理とは、設備に何かトラブルが起きた場合に行なうことであり、設備保全(万全な状態で稼働できるよう維持すること)で行う活動の一部であると言えます。
設備保全の3つの業務内容
設備保全で行う業務内容は大きく分けると以下の3つになります。
①設備を定期的に整備
一定期間ごとに部品を交換するなどして、整備を行う必要があります。期間に関しては、法定の期間であったり、メーカーが規定する使用期限などの基準に従う、もしくは現場で取り決められた規定に従って実施します。
②設備を点検・監視する
設備の状態を測定し整備の有無を判断します。日々の点検や設備を運転しながら測定を行い、調整や部品の交換が必要と認められた場合に処置を行います。
③設備を修理する
設備に故障が生じトラブルが発生した場合に修理を行います。修理にはランプ交換などの通常的なものもあれば重要な設備の修理などの様々なケースがあります。
まとめ
この記事では設備保全について解説させていただきました。Pro-Sign賃貸借契約書管理システムでは、設備の耐用年数の管理や建物の修繕履歴を蓄積する機能がございます。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。