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新リース会計対応システムの選び方|契約管理・会計処理・注記対応で見るべきポイント

新リース会計対応に向けて、システム導入を検討する企業が増えています。

Excelでの対応に限界を感じた企業や、リース会計システムと契約管理システムの違いを整理した企業が、次に考えるべきなのが、どのような観点でシステムを選ぶべきかです。

新リース会計対応システムというと、まず思い浮かぶのは、現在価値計算、償還スケジュール、仕訳作成、注記資料の出力といった会計処理かもしれません。

もちろん、これらは重要です。

しかし、多店舗展開企業における新リース会計対応では、会計計算だけを見てシステムを選ぶと、後からつまずくことがあります。

なぜなら、会計処理の元になる情報は、契約書、覚書、物件情報、店舗情報、更新条項、賃料改定履歴、取引先情報などに分散しているからです。

新リース会計対応システムを選ぶ際は、単に「計算できるか」ではなく、契約情報を正しく集め、会計に使えるデータへ整え、月次仕訳・注記・監査対応までつなげられるかを確認する必要があります。

本記事では、新リース会計対応システムを選ぶ際に見るべきポイントを、多店舗企業の実務に即して解説します。

新リース会計対応システムは「計算できるか」だけで選んではいけない

新リース会計では、借手側で使用権資産とリース負債を計上する考え方が重要になります。ASBJが公表した企業会計基準第34号「リースに関する会計基準」では、リースを「原資産を使用する権利を一定期間にわたり対価と交換に移転する契約又は契約の一部分」と定義しています。

また、借手のリース期間については、解約不能期間に、行使することが合理的に確実な延長オプションの対象期間や、行使しないことが合理的に確実な解約オプションの対象期間を加える考え方が示されています。

つまり、新リース会計対応では、契約書に書かれた開始日・終了日だけを見ればよいわけではありません。

契約書、覚書、更新条項、解約条項、支払条件、賃料改定履歴などを確認し、会計処理に使えるデータへ整理する必要があります。

そのため、システム選定では、次の2つを分けて考えることが重要です。

  • 会計計算ができるか
  • 会計計算に使う契約データを正しく管理できるか

PV計算や仕訳作成だけに対応しているシステムでは、契約情報の収集・確認・更新管理が別運用になり、結局Excelやフォルダ管理が残ってしまうことがあります。

多店舗企業にとって重要なのは、契約管理と会計処理を一連の流れとして管理できるかです。

選定ポイント1:契約書の収集・データ化を効率化できるか

新リース会計対応の最初の壁は、対象契約の洗い出しです。

多店舗企業では、店舗ごとに次のような契約が存在します。

  • 建物賃貸借契約
  • 駐車場契約
  • 倉庫契約
  • 看板設置契約
  • 設備利用契約
  • 転貸契約
  • 覚書
  • 更新合意書

これらの契約書を集め、契約期間、賃料、支払条件、更新条項、解約条項を確認するには、大きな工数がかかります。

システム選定時には、契約書をどのようにデータ化できるかを確認しましょう。

確認すべきポイントは以下です。

確認項目

見るべきポイント

契約書PDFの登録

紙・PDFの契約書を取り込めるか

AIによる読み取り

賃料、期間、相手方などを読み取れるか

読み取り結果の確認

原本と照合しながら修正できるか

確認・承認

登録前にダブルチェックできるか

既存契約の更新

覚書や変更契約を既存契約に紐づけられるか

Pro-Signでは、PDFをアップロードするだけでAIが契約内容、たとえば賃料、期間、相手方などを読み取り、入力作業を削減できます。また、読み取り結果はPDF原本と照らし合わせながら修正でき、担当者と承認者で確認依頼を回すこともできます。

契約書のデータ化は、単なる入力作業の効率化ではありません。

後続のリース判定、PV計算、仕訳、注記対応の精度を左右する重要な工程です。

選定ポイント2:物件・店舗と契約を紐づけて管理できるか

多店舗企業では、契約書を単体で管理するだけでは不十分です。

1つの店舗に対して、複数の契約が紐づくことがあります。

たとえば、店舗建物の賃貸借契約、隣接駐車場の契約、倉庫契約、看板設置契約、設備利用契約などです。

このとき、契約書だけを一覧で管理していると、「どの契約がどの店舗に関係するのか」が分かりにくくなります。

新リース会計対応では、対象契約の洗い出しやリース期間の判断、注記集計において、店舗・物件単位で契約を確認できることが重要です。

システム選定時には、次の点を確認しましょう。

確認項目

見るべきポイント

物件管理

店舗・物件情報を管理できるか

契約紐づけ

物件と契約を紐づけられるか

複数契約管理

1店舗に複数契約を紐づけられるか

関連情報管理

修繕履歴、交渉履歴、添付ファイルも管理できるか

店舗単位の確認

店舗を起点に契約情報を確認できるか

Pro-Signでは、「物件」と「契約書」を分けて管理し、それぞれを紐づける考え方を採用しています。これにより、1つの店舗に複数の契約がある場合でも、店舗単位で情報を整理しやすくなります。

ここはPro-Signの大きな魅力です。

一般的なリース会計システムは、会計計算には強くても、店舗・物件と契約を紐づけて管理する機能が弱い場合があります。一方、一般的な契約管理システムは、契約書の保管には強くても、新リース会計の計算・注記までつながらない場合があります。

Pro-Signは、店舗・物件・契約情報を整理し、その情報を新リース会計対応に活用できる点が強みです。

選定ポイント3:契約情報を“会計に使えるデータ”へ構造化できるか

新リース会計対応では、契約書を保管するだけでは足りません。

契約書に書かれた情報を、会計処理に使えるデータへ構造化する必要があります。

たとえば、以下のような項目です。

データ項目

用途

契約開始日・終了日

契約期間、リース期間の判断

解約不能期間

リース期間の判断

自動更新条項

延長オプションの判断

中途解約条項

解約オプションの判断

月額賃料

リース料、PV計算

共益費・管理費

リース構成部分・非リース構成部分の整理

支払タイミング

前払い・後払いの計算

資産区分

使用権資産の分類

免除区分

短期・少額リースの管理

税区分

仕訳・注記・税務対応

取引先情報

仕訳・支払データ連携

部門情報

部門別管理、会計連携

システム選定時には、契約書の文章を単に保存するだけでなく、これらの項目を管理できるかを確認しましょう。

Pro-Signの新リース会計エンジンでは、契約マスタを起点に、PV計算、償還スケジュール、仕訳生成、短期・少額リース注記、満期分析、長短振替などへつなげる設計になっています。

つまり、契約情報を「見える」状態にするだけでなく、会計処理で「使える」状態にすることが重要です。

選定ポイント4:PV計算・償還スケジュールに対応できるか

新リース会計対応システムとして、PV計算と償還スケジュールの作成は基本機能です。

確認すべきポイントは以下です。

確認項目

見るべきポイント

現在価値計算

割引率、リース料、支払タイミングを考慮できるか

償還スケジュール

利息・元本返済額を自動計算できるか

減価償却

使用権資産の償却計算に対応できるか

前払い・後払い

支払タイミングを考慮できるか

端数調整

最終期の端数を処理できるか

ExcelでもPV計算は可能ですが、契約件数が多い場合や、契約変更・解約が発生する場合は、計算表の管理が複雑になります。

Pro-Signの新リース会計エンジンでは、契約マスタ、PV計算、償還スケジュール自動生成を前提に、月次仕訳や決算レポートにつなげる構成が整理されています。

選定ポイント5:月次仕訳・会計システム連携に対応できるか

新リース会計対応では、初回認識だけでなく、毎月の仕訳処理も発生します。

主な仕訳には以下があります。

  • 使用権資産・リース負債の初回認識
  • リース料支払時の元本返済・支払利息
  • 使用権資産の減価償却
  • 契約変更時の再測定
  • 減損処理
  • 解約・終了処理
  • 長短振替
  • 満了時の処理

システム選定時には、以下を確認しましょう。

確認項目

見るべきポイント

仕訳パターン

自社の勘定科目に合わせて設定できるか

部門コード

部門別仕訳に対応できるか

取引先コード

取引先情報を仕訳に反映できるか

税区分

税区分コードを出力できるか

CSV出力

会計システムに取り込める形式で出力できるか

計算根拠

仕訳の妥当性を確認できる情報が残るか

Pro-Signの新リース会計エンジンでは、仕訳パターンビルダーにより、資産区分やパターンごとの勘定科目マッピングを設定できる仕様です。また、内部形式からPro-Sign形式への変換では、日付、取引先コード、摘要、仕訳No、パターン、計算根拠などを出力する設計が示されています。

仕訳出力は、経理部門の実務負荷に直結します。単に計算結果を表示するだけでなく、会計システムへ渡せる形にできるかが重要です。

選定ポイント6:契約変更・減損・解約などのイレギュラーに対応できるか

新リース会計対応で見落とされやすいのが、契約開始後の変更対応です。

実務では、以下のようなイベントが発生します。

  • 賃料改定
  • 契約期間の延長
  • フリーレントの追加
  • 一部解約
  • 中途解約
  • 減損
  • 貸主変更
  • 面積変更
  • 転貸条件の変更

新リース会計では、こうした契約変更が、使用権資産やリース負債の再測定、償還スケジュールの見直し、スポット仕訳の発生につながる可能性があります。

システム選定時には、当初認識だけでなく、運用中のイレギュラー処理に対応できるかを確認しましょう。

Pro-Signの新リース会計エンジンでは、契約変更、減損、解約・終了に対して、ユーザーが金額や日付などの事実を入力し、スポット仕訳を生成・保存し、必要に応じてスケジュールを再計算する流れが設計されています。

また、Pro-Sign本体では、覚書などで内容が変わった場合に、AIで読み取ったデータを既存契約に紐づけ、上書き更新またはバージョン追加する運用も可能です。

この「契約変更を契約管理と会計処理の両方で追える」点は、Pro-Signの非常に大きな魅力です。

選定ポイント7:短期・少額リースやインボイス制度に対応できるか

新リース会計対応では、すべての契約を同じように処理するわけではありません。

短期リースや少額リースなど、オンバランス処理の対象外となる可能性がある契約についても、判定結果や費用集計、注記対応のために管理が必要です。

また、取引先が免税事業者である場合など、インボイス制度に関連する情報も整理しておく必要があります。

システム選定時には、以下を確認しましょう。

確認項目

見るべきポイント

短期リース

判定・分類・注記集計に対応できるか

少額リース

判定・分類・費用集計に対応できるか

免除区分

通常、短期、少額などを管理できるか

税区分

税抜・税込、税区分コードを管理できるか

免税事業者

インボイス制度の経過措置を考慮できるか

取引先マスタ

インボイス登録番号や取引先コードを管理できるか

Pro-Signの新リース会計エンジンでは、インボイス制度対応、短期・少額リース注記、免除リース費用集計レポートが機能として整理されています。

特に、短期・少額リースはオンバランス対象外となる場合でも、管理不要になるわけではありません。注記や費用集計のために、対象契約を分類し、期間内費用を把握できる状態にしておく必要があります。

選定ポイント8:満期分析・長短振替・注記資料に対応できるか

新リース会計対応では、月次仕訳だけでなく、決算時の注記対応も重要です。

システム選定時には、決算時に必要なレポートを出力できるかを確認しましょう。

主な確認ポイントは以下です。

決算対応

見るべきポイント

満期分析

将来支払額を期間別に集計できるか

長短振替

翌12か月の元本返済額を集計できるか

短期・少額リース注記

免除リースの費用を集計できるか

仕訳出力

決算整理仕訳を出力できるか

集計単位

全契約一括、部門別、店舗別などで見られるか

CSV出力

監査・報告用に加工しやすい形式で出せるか

Pro-Signの新リース会計エンジンでは、満期分析レポート、長短振替仕訳の一括生成、免除リース費用集計レポートが設計されています。満期分析レポートは、決算注記「リース負債の満期分析」に使用するレポートとして、全契約一括でCSV出力する仕様です。

注記対応は、決算期に慌ててExcel集計するよりも、契約データとスケジュールデータから継続的に出せる状態にしておくことが重要です。

選定ポイント9:監査対応・内部統制に必要な証跡を残せるか

新リース会計対応では、計算結果だけでなく、判断根拠や変更履歴も重要です。

監査対応では、以下のような確認が発生する可能性があります。

  • 対象契約をどのように洗い出したか
  • リース期間をどのように判断したか
  • 短期・少額リースの判定根拠は何か
  • 契約変更をどの時点で反映したか
  • 使用した契約書・覚書はどれか
  • 誰が確認・承認したか
  • いつデータが修正されたか

Excelでこれらを管理する場合、証跡の保持や変更履歴の確認が難しくなることがあります。

システム選定時には、次の点を確認しましょう。

確認項目

見るべきポイント

権限管理

ユーザーごとに閲覧・編集範囲を設定できるか

変更履歴

誰がいつ何を変更したか確認できるか

確認フロー

担当者・承認者で確認できるか

ファイル管理

契約書・覚書などの根拠資料を紐づけられるか

監査ログ

操作履歴を確認できるか

Pro-Signでは、ロールや権限を設定し、物件情報管理やAI-OCRの権限をユーザーごとに管理できます。また、AIで読み取った契約情報について、確認依頼機能により登録前のダブルチェックを行うことができます。

選定ポイント10:Excel/CSV出力や一括処理に対応できるか

システム化しても、ExcelやCSVが不要になるわけではありません。

社内報告、会計システム連携、監査対応、データ確認では、Excel/CSV出力が必要になる場面があります。

システム選定時には、次の点を確認しましょう。

確認項目

見るべきポイント

契約一覧出力

契約書リストを出力できるか

店舗一覧出力

店舗・物件データを出力できるか

仕訳出力

会計システム向けにCSV出力できるか

一括登録

複数データをまとめて登録できるか

一括変更

担当者や公開設定をまとめて変更できるか

出力項目設定

必要な項目だけを出力できるか

Pro-Signには、契約書リストや店舗一覧データのExcel/CSV出力、複数店舗情報の一括登録、一括変更などの機能が整理されています。

つまり、Pro-Signは「Excelを使わせない」システムではなく、マスタデータをPro-Signで正しく管理し、必要に応じてExcel/CSVで活用するシステムとして使えます。

多店舗企業が特に重視すべきポイント

多店舗企業が新リース会計対応システムを選ぶ場合、特に以下の観点を重視すべきです。

観点

なぜ重要か

店舗単位で見られるか

店舗ごとに複数契約が存在するため

契約変更を追えるか

賃料改定・覚書・期間延長が多いため

部門横断で使えるか

店舗開発、総務、法務、経理が関与するため

会計処理までつながるか

契約情報を再入力せずに使うため

注記・決算対応まで見据えられるか

期末集計の手戻りを減らすため

監査証跡を残せるか

判断根拠・変更履歴の説明が必要なため

一括処理できるか

店舗数・契約数が多いほど手作業が増えるため

多店舗企業では、新リース会計対応を「経理だけの会計処理」として見ると、実務でつまずきやすくなります。

契約書を持っているのは店舗開発や総務、条項を確認するのは法務、会計処理を行うのは経理というように、関係部署が分かれることが多いためです。

そのため、システム選定では、経理部門だけでなく、契約を管理する部門も含めて使える仕組みかどうかを確認することが重要です。

新リース会計対応システム選定チェックリスト

最後に、システム選定時のチェックリストを整理します。

チェック項目

確認ポイント

契約書のデータ化

AI等で契約書情報の登録を効率化できるか

原本確認

PDF原本と登録情報を見比べて修正できるか

確認・承認

担当者・承認者でダブルチェックできるか

物件・店舗管理

店舗・物件と契約を紐づけられるか

契約変更管理

覚書や条件変更を履歴として残せるか

会計項目管理

資産区分、免除区分、税区分などを管理できるか

PV計算

リース負債の現在価値計算に対応できるか

償還スケジュール

元本・利息・減価償却を管理できるか

仕訳生成

初回認識、支払、減価償却などに対応できるか

イレギュラー処理

契約変更、減損、解約に対応できるか

インボイス対応

免税事業者、税区分コードを管理できるか

短期・少額リース

分類・注記集計に対応できるか

満期分析

決算注記用の集計ができるか

長短振替

翌12か月の元本返済額を集計できるか

CSV出力

会計システムや監査資料に使える形式で出力できるか

権限管理

ユーザーごとに操作範囲を設定できるか

監査ログ

誰がいつ何を変更したか確認できるか

一括処理

多店舗・多契約の登録・変更を効率化できるか

このチェックリストの多くに対応できるほど、新リース会計対応の初期準備だけでなく、適用後の月次・決算運用までスムーズに進めやすくなります。

Pro-Signが選ばれる理由

Pro-Signの魅力は、単に新リース会計の計算ができることではありません。

店舗・物件・契約情報を一元管理し、そのデータを新リース会計に使える形へつなげられることです。

● 1. 店舗・物件・契約をつなげて管理できる

多店舗企業では、契約単体ではなく、店舗や物件を起点に契約を管理する必要があります。

Pro-Signでは、物件と契約書を分けて管理し、紐づけることで、店舗単位で契約情報を整理できます。

これにより、経理部門が新リース会計対応で契約情報を確認する際にも、どの店舗のどの契約かを把握しやすくなります。

● 2. AIで契約書のデータ化を効率化できる

Pro-Signでは、紙やPDFの契約書をAIで読み取り、契約情報として登録する流れを支援できます。

読み取った内容は、原本と見比べながら修正でき、確認依頼により担当者と承認者でダブルチェックすることも可能です。

これにより、大量の契約書を手入力で台帳化する負担を軽減できます。

● 3. 契約変更を“上書きで消さず”に管理できる

新リース会計対応では、契約変更の履歴が重要です。

Pro-Signでは、覚書などで契約内容が変わった場合に、既存契約へ紐づけて上書き更新したり、履歴を残す形でバージョン追加したりできます。

これにより、過去から現在までの契約条件の変遷を追いやすくなります。

● 4. 会計処理・注記・決算対応までつなげられる

Pro-Signの新リース会計エンジンでは、PV計算、償還スケジュール、仕訳パターンビルダー、契約変更・減損・解約のスポット仕訳、インボイス制度対応、短期・少額リース注記、満期分析、長短振替、免除リース費用集計までを見据えた機能が整理されています。

これは、一般的な契約管理システムだけでは対応しにくい領域です。

また、会計計算だけのシステムでは、契約書・覚書・店舗情報・変更履歴とのつながりが弱くなりがちです。

Pro-Signは、その間をつなぐ仕組みとして活用できます。

● 5. Excel/CSVも活用しながら運用できる

Pro-Signは、Excelを完全に排除する考え方ではありません。

契約書リスト、店舗一覧、仕訳データなどをExcel/CSVで出力し、社内報告や会計システム連携、監査対応に活用できます。

つまり、日々のマスタ管理はPro-Signで行い、必要な場面ではExcel/CSVでデータを活用する運用が可能です。

よくある選定ミス

新リース会計対応システムを選ぶ際、次のようなミスには注意が必要です。

● 1. PV計算機能だけで選んでしまう

PV計算ができても、契約書の収集・確認・変更管理が別運用では、実務負荷が残ります。

● 2. 契約書保管だけで十分だと思ってしまう

契約書を保管できても、会計に使える項目として構造化できなければ、仕訳や注記にはつながりません。

● 3. 初年度対応だけを見て選んでしまう

新リース会計対応は、初回適用だけで終わりません。

適用後も、月次仕訳、契約変更、更新、解約、決算注記が続きます。

● 4. 経理部門だけで選んでしまう

契約書を持っているのは、店舗開発、総務、法務などの場合があります。

経理だけでなく、契約情報を持つ部門も使いやすい仕組みか確認する必要があります。

● 5. 監査対応を後回しにしてしまう

計算結果だけでなく、判断根拠や変更履歴を後から説明できるかも重要です。

まとめ

新リース会計対応システムを選ぶ際は、PV計算や仕訳作成だけで判断してはいけません。

重要なのは、契約書の収集、AIによるデータ化、原本確認、物件・店舗との紐づけ、契約変更履歴、会計項目管理、PV計算、仕訳、注記、監査対応までを一連の流れとして管理できるかです。

特に多店舗企業では、店舗ごとに契約書や覚書が分散し、関係部署も複数にまたがります。

そのため、新リース会計対応は、単なる会計計算ではなく、契約情報を会計に使えるデータへ整えるプロジェクトとして考える必要があります。

Pro-Signは、店舗・物件・契約情報を一元管理し、その情報を新リース会計対応に活用できる仕組みです。

契約書管理と会計処理を分断せず、店舗契約の現場情報を、PV計算・仕訳・注記・決算レポートまでつなげたい企業にとって、有力な選択肢になります。

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